特定の陸上競技では、1年のうちの6週間程度の期間にピークを持っていくような調整が重要となります。

効果が高いのは、ピークを過ぎた後1カ月は、運動を続けながら休息することです。アスリートはこの期間は運動を続け、体調をキープしておく必要がありますが、心身ともに最小限の鍛錬にとどめておきます。1年のうち最初の4カ月は、選手は4週間のトレーニングサイクル(4週目をかなり軽めの練習メニューにする)または3週間(3週目を軽めにする)のサイクルで行うことをお薦めします。

年間を通して、緩やかな高速セッションをキープし、速いリズムと体全体を使った動きにいつでも対応できるようにしておきましょう。

すべてのアスリートは、姿勢や胴体の安定性を高めるため、体のコア(中心部分)を鍛えるプログラムを行うことが必要です。骨盤を安定させ、姿勢を良くすることが重点的な課題です。体幹をより安定させるためには、メディシン・ボール(革張りの筋肉鍛錬用ボール)でのキャッチボールも効果的です。

また、良質なマッサージを受けることや、自分でマッサージすることも大切です。理学療法士に定期的な柔軟性のチェックを受け、適正な柔軟性を養うためのメニューを組んでもらうようにしましょう。

さらにインターバルトレーニングや長距離走などでエアロビックな力を高く保つことも重要です。コンディションを整え、怪我を防ぐためのポイントは、ハードな日と軽めの日を合わせたメニューを組むことです。ハードなセッションの後は炭水化物やドリンクでエネルギーを補充するのも忘れないようにしましょう。